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コレスポンデンス分析のやり方と解釈について

 コレスポンデンス分析(correspondence analysis)とは、マトリクス表の行項目と列項目を同一の2次元状に付置させることにより、類似度や関係性を探る分析手法です。

 例えば、自社と他社の企業イメージを比較したい場合には、行項目に企業名を入れ、列項目「伝統」・「おしゃれ」・「上質」・「人気」・「身近」・「斬新」・「個性的」といったイメージに関係する項目を入れます。また、行項目に消費者層やブランド名を、列項目にブランドイメージや消費者属性を入れることで、ブランド・ポジショニング分析をおこなう際にも、コレスポンデンス分析はよく使われています。

 コレスポンデンス分析の結果は、2次元マップで表されるため、ポジショニングマップやパーセプションマップの作成によく用いられます。
 マップ上では類似性・関係性が深い要素同士が近くに配置されるので、行項目(企業名など)と列項目(企業のイメージなど)の関係が一目でわかり、それぞれの特徴を視覚的に読み取ることができるというメリットがあります。同じような商品や企業の中で、どこに違いがあるかを分析する場合に、コレスポンデンス分析は最適の手法といえるでしょう。
 
 コレスポンデンス分析は、1960年代にパリ第6大学のジャン=ポール・ベングセリ氏によって多次元の質的データを対象とした主成分分析型手法として考案されました。その後1970年代に英語圏に紹介された後、解析ソフトなどへの搭載によって一躍世界的に広まり、今日に至っています。